第11回日本ヘルスコミュニケーション学会 学術集会

テーマ
ヘルスコミュニケーション学の研究方法論の探究

御礼


第11回日本ヘルスコミュニケーション学会学術集会は、大盛況のうちに終了いたしました。 ご参加くださいました皆様、お力添えをいただきました関係者の皆様に厚く御礼を申し上げます。
なお、第12回学術集会は、下記のとおり開催されますので、是非ご参加ください。

大会長:石川ひろの(帝京大学大学院公衆衛生学研究科教授)
開催日:2020年9月26日(土)、27日(日)
会 場:帝京大学板橋キャンパス 大学棟本館

詳細はホームページをご参照ください!

    

本大会では、下記の演題が優秀演題賞を受賞しました。

優秀演題賞(口演発表)

島崎崇史(上智大学文学部) 「健康教育漫画が行動実施の心理的なレディネスに与える影響」
須賀万智(東京慈恵会医科大学環境保健医学講座) 「うつ病発症時の受診促進をめざしたメッセージの開発と評価」

優秀演題賞(ポスター発表)

香川由美(東京大学大学院医学系研究科医療コミュニケーション学) 「患者の語り」を活用した医学生に対する共感教育の効果:授業前後と7か月後の検討」
土屋慶子(横浜市立大学都市社会文化研究科) 「視線解析を用いた救急医療インタラクションのマルチモーダル分析:メンバーの促し行為とリーダーの指示行為」

大会案内

会期

2019年9月21日(土)
11:00~18:15

2019年9月22日(日)
8:20~15:00

会場

東京大学 本郷キャンパス内

医学部1号館 1階・3階講堂
医学部教育研究棟13階セミナー室

懇親会

2019年9月21日(土)18:30~20:30

カポ・ペリカーノ
(医学部教育研究棟13階)

大会ポスター

大会長


木内 貴弘

東京大学大学院医学系研究科医療コミュニケーション学 教授
大学病院医療情報ネットワークセンター センター長

東京大学医学部医学科卒業。東京大学大学院医学系研究科疫学・生物統計学助手、東京大学医学部附属病院中央医療情報部助教授を経て、同大学病院医療情報ネットワーク(UMIN)センター教授、東京大学大学院医学系研究科医療コミュニケーション学教授。博士(医学)。
アカデミックな医学情報センターであるUMINの発展につとめ、ヘルスコミュニケーション学、CDISC標準の研究を行ってきた。

実行委員会・事務局

実行委員長

奥原剛

東京大学大学院医学系研究科医療コミュニケーション学分野

実行委員

上野治香、岡田宏子、軽部祥子

東京大学大学院医学系研究科医療コミュニケーション学分野

事務局

香川由美、後藤英子、常住亜衣子、調律子、浅井文和、古川恵美、横田理恵、樋口紗恵子、家れい奈

東京大学大学院医学系研究科医療コミュニケーション学分野

小川留奈、齋藤宏子

帝京大学大学院公衆衛生学研究科

運営委員会

  • 秋山 美紀

    慶應義塾大学環境情報学部

  • 阿部 恵子

    愛知医科大学看護学部

  • 五十嵐 紀子

    新潟医療福祉大学社会福祉学科

  • 池田 光穂

    大阪大学COデザインセンター

  • 石川 ひろの

    帝京大学大学院公衆衛生学研究科

  • 岩隈 美穂

    京都大学大学院医学研究科医学コミュニケーション学分野

  • 大野 直子

    順天堂大学国際教養学部

  • 岡本 左和子

    奈良県立医科大学公衆衛生学講座

  • 奥原 剛

    東京大学大学院医学系研究科医療コミュニケーション学分野

  • 河口 浩之

    広島大学病院口腔総合診療科

  • 河村 洋子

    静岡文化芸術大学文化政策学部

  • 木内 貴弘

    東京大学大学院医学系研究科医療コミュニケーション学分野

  • 榊原 圭子

    東洋大学社会学部社会福祉学科

  • 島崎 崇史

    上智大学文学部保健体育研究室

  • 杉本 なおみ

    慶應義塾大学看護医療学部

  • 杉森 裕樹

    大東文化大学スポーツ・健康科学部

  • 孫 大輔

    東京大学大学院医学系研究科医学教育国際研究センター

  • 高永 茂

    広島大学大学院文学研究科

  • 高山 智子

    国立がん研究センターがん対策情報センター

  • 田口 則宏

    鹿児島大学大学院医歯学総合研究科歯科医学教育実践学分野

  • 竹中 晃二

    早稲田大学人間科学学術院

  • 武林 亨

    慶應義塾大学医学部衛生学公衆衛生学

  • 中山 和弘

    聖路加国際大学看護情報学

  • 中山 健夫

    京都大学大学院医学研究科健康情報学分野

  • 野呂 幾久子

    東京慈恵会医科大学人間科学教室

  • 萩原 明人

    九州大学大学院医学研究院医療コミュニケーション学分野

  • 長谷 川聡

    北海道医療大学 看護福祉学部 臨床福祉学科 社会福祉学

  • 原木 万紀子

    立命館大学共通教育推進機構

  • 藤崎 和彦

    岐阜大学医学教育開発研究センター

  • 本間 三恵子

    埼玉県立大学健康開発学科健康行動科学専攻

  • 宮原 哲

    西南学院大学文学部外国語学科

  • 宮脇 梨奈

    明治大学文学部

  • 安村 誠司

    福島県立医科大学医学部公衆衛生学講座

学会ホームページ

日本ヘルスコミュニケーション学会

お知らせ

  • 2019.09.01 抄録集を掲載いたしました。
  • 2019.09.01 事前参加登録が終了いたしました。
  • 2019.08.25 お問い合わせのFAQを追加いたしました。
  • 2019.08.25 事前参加登録を1週間延長いたしました。
  • 2019.08.05 発表準備のご案内を掲載いたしました。
  • 2019.08.05 プログラムを更新いたしまいた。
  • 2019.08.05 会期を更新いたしました。
  • 2019.06.27 懇親会情報を掲載しました。
  • 2019.06.13 バナーを掲載いたしました。
  • 2019.06.06 ポスターを掲載いたしました。
  • 2019.04.24 参加の事前登録の受付を開始しました。
  • 2019.04.23 基調講演・シンポジウムの内容を掲載しました。
  • 2019.04.01 演題募集を開始しました。

プログラム

基調講演

  • 「ヘルスコミュニケーションにおけるコミュニケーションとディスコミュニケーションの相互作用ー医療情報のあり方の観点からー」
  • 石崎雅人(東京大学大学院情報学環 教授)
  • 9月21日(土)12:30-13:40
  • 医学部1号館3階講堂

シンポジウム1

  • 「医療における対人コミュニケーション研究のアプローチ」
  • 9月21日(土) 13:50-15:20
  • 医学部1号館3階講堂
  • ヘルスコミュニケーションの研究の中でも、医療場面における対人コミュニケーションの研究は早くから、さまざまな分野の研究者によって行われてきた。本シンポジウムでは、異なる方法論的アプローチと研究デザインをとる医療コミュニケーション研究が、それぞれどのような理論的背景に基づき、何を明らかにしようとしてきたのか、日本における実証研究をもとに議論する。

    一方で、日本発の医療コミュニケーションの実証研究の論文は少しずつ蓄積されてきているものの、まだそれほど多くない。医療における対人コミュニケーション研究を計画、実施し、研究論文として発表していく過程における難しさ、留意点などについても論文著者としての経験を踏まえて共有していただき、今後の日本における実証研究とその成果の発信を後押しできるような議論もあわせて行いたい。

  • 座 長

    石川ひろの(帝京大学大学院公衆衛生学研究科 教授)

  • 高永茂(広島大学大学院文学研究科 教授)

    1. 「医療場面における意志決定過程のコミュニケーション:会話分析的アプローチでみえること」
      川島理恵(京都産業大学国際関係学部 准教授)
    2. 「機能分析(RIAS)によるアプローチ」
      野呂幾久子(東京慈恵会医科大学 教授)
    3. 「コミュニケーションを変化させる:医師に対するコミュニケーション・スキル・トレーニングの有効性評価」
      藤森麻衣子(国立がん研究センター社会と健康研究センター 室長)
    4. 総合討論

懇親会

  • 2019年9月21日(土)18:30~20:30
  • 医学部教育研究棟13階 レストラン カポ・ペリカーノ

シンポジウム2

  • 「医療情報をどう作り、どう届けるか~文書に関する研究アプローチ」
  • 9月22日(日)10:30-12:00
  • 医学部1号館3階講堂
  • インターネットや本などを介して伝えられる疾患や療養に関する情報の多くは、文書を使って伝えられる。識字率が高い日本において、文書で伝えることは当たり前のように行われることが多く、文書情報の評価やその他の研究アプローチは、これまで国内ではほとんど紹介されてこなかった。今後ますます高齢者が増え、日本語を母国語としない人々が増える中で、複雑な医療に関する情報を、どうわかりやすく伝えるかといったニーズは、これまで以上に高まっている。

    本シンポジウムでは、医療において活用される文書情報の文章表現に関する研究、リーダビリティに関する研究、また意思決定の判断の助けとなる医薬品情報の提供の仕方についての研究を概観しつつ、医療や療養の意思決定の判断の助けとなる文書情報をどう提供し、利用者の理解や活用を促進することができるのか、一緒に考えていきたい。

  • 座 長

    中山健夫(京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻 健康情報学分野 教授)

  • 高山智子(国立がん研究センター がん対策情報センター がん情報提供部 部長、東京大学大学院医学研究科社会医学専攻 がんコミュニケーション学連携講座 准教授)

    1. 「Shared Decision Makingを促す患者向け医薬品情報」
      北澤京子(京都薬科大学 客員教授)
    2. 「ヘルスコミュニケーションにおける方法論としてのリーダビリティ研究」
      酒井由紀子(東京財団政策研究所 政策データラボ シニア・マネージャー兼研究員)
    3. 「「医療福祉ジャーナリズム学」研究の一事例~ディオバン事件と臨床研究法成立の関係に迫る~」
      西村多寿子(プレミアム医学英語教育事務所 医療ライター・翻訳者)
    4. 「患者向け医療情報ではどのような文章表現がよいのか~がん情報作成経験より」
      早川雅代(国立がん研究センター がん対策情報センター がん情報提供部)
    5. 総合討論

シンポジウム3

  • 「映像を創る、映像を分析する」
  • 9月22日(日) 13:00-14:30
  • 医学部1号館3階講堂
  • テレビは、多くの一般人にとって主要な医療・健康情報源のひとつであり、不特定多数の視聴者の知識、態度、行動に影響を与える。テレビ番組には、ニュース報道やドキュメンタリーなどのノンフィクションから健康バラエティ番組や医療ドラマなどのエンターテイメントなどがあり、その番組特性は多岐にわたる。各番組が取り扱う医療・健康情報が科学的根拠のある内容であり、医療に対する信頼を損ねない内容であることは、ヘルスコミュニケーション研究の重大なテーマである。しかし、映像を対象とした研究は日本では未だ確立しているとは言えない。

    本シンポジウムでは、テレビ医療・健康番組の制作者、医療者の目線で医療記事の評価に携わっている医師、そしてテレビ研究の第一人者に、現代メディア環境における医療・健康に関する映像コンテンツの変遷や課題、研究方法についてご講演いただき、現状の課題と今後の方向性について議論する。

  • 座 長

    河村洋子(静岡県立文化芸術大学文化政策学部 准教授)

  • 加藤美生(帝京大学大学院公衆衛生学研究科 助教)

    1. 「「バズる」「心を動かす」映像のヒミツ~テレビ・ネットを中心に」
      市川衛(NHK制作局チーフ・ディレクター)
    2. 「医療健康報道の質を探る―メディアドクターで記事を「科学」する」
      渡邊清高(帝京大学医学部内科学 腫瘍内科、メディアドクター研究会)
    3. 「ヘルスコミュニケーションと映像メディア:映像分析の視点から」
      伊藤守(早稲田大学教育総合科学学術院 教授)
    4. 総合討論

口演発表

9月21日(土)

A会場(医学部1号館3階講堂)
時間テーマ
15:35-16:20ヘルスキャンペーン
16:20-17:05がんコミュニケーション
B会場(医学部1号館1階講堂)
時間テーマ
15:35-16:20患者-医療従事者間コミュニケーション
16:20-17:05メディアコミュニケーション(イラスト、漫画)

9月22日(日)

A会場(医学部1号館3階講堂)
時間テーマ
8:50-9:35コミュニケーション教育
9:35-10:20異文化コミュニケーション
A会場(医学部1号館3階講堂)
時間テーマ
8:50-9:35地域保健
9:35-10:20メディアコミュニケーション(WEB、VR、動画)

【PDF】口演発表 演題一覧

ポスター発表

コアタイム  9月21日(土)17:15-18:15

ポスター閲覧 9月21日(土)12:30-9月22日(日)14:30

医学部教育研究棟13階 第6セミナー室

【PDF】ポスター発表 演題一覧

発表準備のご案内

座長・シンポジスト・演者(口演、ポスター)の皆様は、下記のPDF資料をご参考にご準備をお願いいたします。

【PDF】発表準備のご案内:座長・シンポジスト・演者(口演、ポスター)の皆様へ

抄録集

抄録集をPDFでご提供します。
タブレット、パソコン、スマートフォンなどをご用意ください。

※【受付で配布あり】と記載されているファイルは、当日、受付にて印刷したものを配布いたします。

<抄録集:全ページPDF>

一般演題(口演/ポスター)

演題募集は終了いたしました。

一般演題(口演/ポスター)を募集しております。
演題と抄録とを併せてご応募ください。
学会員でなくても応募できます。
抄録につきましては下記の規定に沿ってご作成をお願い致します。

応募方法

  • 演題は以下の「抄録作成用ファーマット」を用いて作成し、WORD形式のファイルとして送付してください。
  • 「抄録作成用ファーマット」の余白の大きさや文字数・行数の設定等を変更しないでご使用ください。
  • 抄録に図、写真、表は掲載しないでください。
  • 演題の区分について、「1 口演」または「2 ポスター」または「3 口演またはポスターのどちらでもよい」のいずれかを応募メール本文に明記してください。

応募締切り

2019年6月30日(日)

延長:2019年7月7日(日)

送付方法

電子メールにて下記の要領でお送りください。

  • 送付先(To)

    jahc-2019@umin.ac.jp

  • 件名(Subject)

    JAHC2019演題登録

  • 本文(body)

    第11回日本ヘルスコミュニケーション学会学術集会 事務局 宛
    発表者の所属と氏名
    演題区分(1口演、2ポスター、3どちらでもよい)

  • ファイル添付

    抄録のWORDファイル(抄録作成用フォーマット)

参加費用と参加登録方法

学術集会

一般参加

当日申込:6,500円

学生参加

当日申込:6,500円

懇親会

一般参加

当日申込:6,500円

学生参加

当日申込:6,500円

事前参加登録

事前参加登録は締め切りました。
当日参加も可能です。当日に受付にてお手続きください。

※学会員以外の方でもご参加いただけます。

※学術集会および懇親会ともに参加費の払い戻しはできません。

アクセス

現地住所

東京大学 本郷キャンパス内(東京都文京区本郷7-3-1)

医学部1号館 1階および3階 講堂(シンポジウム・口演発表)

医学部教育研究棟 13階セミナー室(ポスター発表)

医学部教育研究棟 13階レストラン カポ・ペリカーノ(懇親会)

お問い合わせ

学会員でなくても参加できますか。

学会員か否かやお勤め先等にかかわらず、どなたでもご参加いただけます。

参加費の返金は可能ですか。

学術集会および懇親会ともに参加費の返金はできません。

いつまでに参加費を振り込めばよいですか。

事前参加申し込みをされた方のみ、9月8日(日)までに参加費をお振込みください。

参加費の領収書はもらえますか。

学術集会当日に受付にてお渡しする参加証に領収証が付属しています。

学会発表や講演を録音したり録画したりしてもよいですか。

発表者および学術集会事務局の許可なく録音・録画・撮影はできません。

お問い合わせの前に上記をご確認ください。

お問い合わせは全てメールでのご対応のみとさせていただきます。
下記のお問い合わせフォームからご連絡ください。

※お問い合わせ後に入力いただきましたメールアドレス宛に確認のメールが届きます。メールアドレスの入力誤りにご注意ください。